主人公の空にはお姉ちゃん風を吹かせたがりの世話焼きたがり。
思い込んだら一直線でお姉ちゃんパワー炸裂中。
いつもニコニコな元気メーカー。

「もーしょーがないなー空ちゃんは。 今後は女の子のパンツ見てごっつぁんですとか言っちゃダメなんだからね？」

細かいことは気にしないけども、細やかな気遣いと察しは一流。
小さい頃から家業の手伝いをしていたおかげで料理上手なしっかり者。
空ジョークに乗ったりつっこんだり、優しく面倒見の良いまとめ役。

「でもそういうつまんない意地張っちゃう男の子って可愛いなって思うよ、女としてはさ」

碧空学園長の愛娘。
入学にあたって生まれ育った広島を出て上京＆入寮。
本人は方言を気にして隠してるつもりだけどもダダ漏れている。

「ウチももうちょっとしゃんとせんにゃいけんけど、どうしゃあ、ええんかねえ。 人には相談できんけえ、どうしようかいねえ」

姉のヒメが関わると聖母メーターが反転。
“笑顔で厳しいお灸を据える”姉妹コミュニケーションはもはや名物レベル。
小さな頃から姉の遊び相手だったため隠れゲーマー。 サターン派。

「私はあの姉の下で育ったので、甘えさせてくれるお兄ちゃんっていいなーって憧れてたんです」

成長期が早々に終わったため全てがSサイズ。 しかし態度はXLサイズ。
ただしそれは面倒くさがってやらないだけで、隠れスペック的には意外に高水準。
ヒメの将来を絶望視した学園長の厚意で卒業後も学園で身柄を引き取られ、ただ今 碧空学園史上初の4年生 （※留年扱いではない） 進行中。

「なんだテメー。アタシのことジロジロ見やがって。何か文句あんのか？　それともどこぞのロリコンか？　お？」

素直過ぎて隠し事が出来ず、思っていることはすべて口や顔に出てしまう。
夕真の一番仲の良いクラスメイトで、自覚なくぐいぐい攻めるタイプ。
元気があれば何でも出来る。 が座右の銘。

「この御恩は一生忘れないですセンパイ！　会う度にカッコイイって言いますね!!」

碧空学園教師、青藍寮監、さくら湯店長を務める。
空たちの担任で、バイト先の店長でもある。
規律にはうるさいが学生に理解があるため、バレないようにやれが信条。

「研修でマグロ漁行くかマグロ漁？　何とか明日から行けるようにねじ込んでおいてやる」

モールで手に入らない海外製品から男子学生御用達な裏モノまで、学生の頼みなら何でも取り寄せてくれる、ある意味学園の母。
その雰囲気を勘違いすると店の裏に連れて行かれる。

「私のところには大抵の情報は入ってくるのよ？　伊達に花屋やってないわ」

裏表のないあっけらかんとした性格。 世話焼きでいい人属性。
冴子も含め 3人の姉がおり、年の近い異性に一縷の望みもない。
生まれながらのヒエラルキーで姉には逆らえない。

「あ、あねうえ……！　婚姻届に『よしこ（リアルドール）』って書いて提出はちょっと、シャレにならないって……！」

物腰が柔らかく紳士的なので学生たちに親しまれている。
歴史の授業を受け持っており、織田信長の話がやたら長い。
ざんぎり頭という単語や○風に過敏に反応する。

「あはは、今さりげなく美弥原先生の仕事も押し付けられた気がするなぁ。アハハハハ」

人語を理解し、テレパシー的なモノで会話が出来る。
パグに生まれた時点で犬生詰んでると超卑屈に思っており、スイーツなポメラニアンやプードルを敵視している。

「大丈夫ッス。自分パグッスから。ポメとかチワにシマのマーキングを上書きされるのも慣れてるんス」